(株)エンドウ専務の遠藤浩美です。
(今回は短歌を題名にしてみました )
高卒の事務社員が入社して間もなく1年が経ちます。
1年の成長というと、どれ位の事を想像しますか?
ちなみに生まれた赤ちゃんは1歳前後で歩き始めます。
この1年に色々な気付きを得たのは、私の方でしたよ。
まず、[仕事をどうやるか]を始めに教えたのがまずかったようです。
というのも 題名にあるように、用済みの書類やら請求しなければならないものなどが1つ所にどんどん積み上がっていく、
そんなに業務が溜まっているはずがないと思い、一緒に書類整理をしました。
その時に、気が付いたのは
[どうやるか]ではなく
[何のためにやるか]を教えることが先だったということでした。
[どうやるか]を教えると、指示されたことだけに終わってしまう。
[何のためにやるか]を伝えると前後を考えるようになる。
書類の山は、終わったものの行き先がわからなかったためで、
業務の繋がりがよくわかっていなかったことが原因のようでした。
[何のためにやるか]は、たくさん説明しなければなりません。
まず、自分が理解していることが前提です。
業務の復習になりますね。
でもこの考え方は仕事に限ったことではないと思うのです。
日々の暮らしの中で、自分にいちいち問いかけてみるのもいいでしょう。
そして、答えられない自分も受け入れてみる。
その答えが、自分の中から出てきたのか、誰かの受け売りなのか?
それは自分を知る小さな一歩だと思うのです。