こんにちは。
株式会社 エンドウの専務の遠藤です。

 

最近、久しぶりに
バックオフィスの女性社員と一緒に
昼食を作り始めました。

寒い季節になったので、
旬の食材やお野菜をふんだんに使って
身体に栄養をたくさん摂り入れることを意識しています。

そんなことを話していたら、
ある社員が大きな白菜と大根を持ってきてくれました。

みんなで食材を持ち寄って、
おいしいお料理を作って食べるのは、楽しいですね。

どんなに忙しくても、
しっかりと食べて頑張っていきたいと思います。

 

さて、先日、
みんなでお料理をしていたら

料理が得意な人、苦手な人がいるんだな、
と感じたんです。

 

例えば、

料理本を見ると、よく
「塩:少々」
と書かれていることがありますよね。

あなただったら、
どれくらいの分量を入れますか?

 

料理をする人ならご存知だと思いますが、
「親指・人差し指の2本の指でつまんだ量」
と言われています。

他にも、お料理には
ひとつまみ、ひとつかみ など
具体的な分量が書かれていないことがありますが、

ある社員から
「具体的な分量が分からないと作れない」
と言われました。

「ちゃんとおいしいお料理を作りたい」
という意図の表れなので、気持ちとしては分かります。

けれども、お料理が上達するのに
「だいたいこれぐらい」
という感覚がないのは、大きなハードルのように感じました。

 

私たちがおいしいお料理を知るきっかけの一つに
お店でいただくプロの味があります。

その味を自宅で食べたいと思っても、
お店の人から詳しいレシピまでは
なかなか教えてもらえませんよね。

それに、ネットで同じお料理のレシピを見つけても、
レシピの中身までは、一緒とは限りません。

なので、私たちがレシピの答えを知る方法は、
お店で食べた味なんです。

 

じゃあ、どうしたら、
お店の味を再現できるのか、
といえば、

「どんな調味料を、どれくらい使っているだろう」
と考える想像力であり、

その想像力を鍛える
たくさんの経験なんだと思います。

 

おいしいお料理を食べて、
それを再現してみようと自宅で挑戦して、
違いに気づきながら工夫していくことで、
自然に、分量や味の違いが分かるようになります。

それに、慣れてくると

食材選びの意識も変わり、
健康的な体を作ることができたり、
食事をもっと楽しむことができたり、

と良い事づくめだと思います。

 

でも、私は、
お料理の良いところは
それだけじゃないと思っています。

 

それは、仕事をする上で重要な要素がたくさん詰まっているからです。

 

健康管理ができることもそうですが、

ゆっくり食事を摂るための「時間管理」
お料理をスムーズに進めるための「手際の良さ」
手順の組み立てやレシピを考える「想像力」など、

仕事で使う能力を鍛えることができます。

なので、最近では

「おいしいお料理の一品が作れる人は、
 一人前の仕事ができる人」
なんて思い始めました。

 

お仕事を頑張りたい方は、
よかったら、お料理を始めてみてください^^

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。