こんにちは。
株式会社 エンドウの専務の遠藤です。

 

「仕事ができる人、できない人」
このテーマは、ネット記事や本になるくらい
多くの人が気になる話題です。

あなたは、
「仕事ができる人」
と聞いたら、どんな人をイメージしますか?

・行動力がある
・身だしなみが整っている
・仕事をテキパキこなす
など、業種や企業など
さまざまな立場によってイメージが色々あると思います。

 

私のイメージは、

「どうやったら仕事がしやすいか?」
「どうやったら、仕事がスムーズに進むか?」
という視点で仕事をする人

だと考えています。

 

私たちの仕事は、一人でできるものではありません。

自分のした仕事をほかの誰かに引き継ぐ人もいれば、
チームで協力しながら一つの現場を進める人もいます。

そう考えると、自分の周りには、必ず誰かがいるんです。

その周りにいる人と協調しながら、
仕事を進めることがとても重要になります。

 

でも、協調しながら仕事をするのって、
誰でもできることじゃないのかな、

と思うことがあります。

 

私が思う仕事ができる人は、
きっと役職につけるような器がある人だと思うんです。

部長、課長、係長などの役職には
それぞれに役割や責任がありますが、

その役職を全うできるのは、人としての土台に
「他人の面倒を見ることができる」
という能力がある人なんだと思います。

それができる人が「いい上司」と呼ばれる人なんでしょうし、
周りから「頼りになる人」と思われてるのでしょう。

 

とはいえ、ここ数年のニュースなどで
「残業が増えるから、昇進したくない」
と街角インタビューで答える人をみます。

 

確かに、これまでの仕事環境が変わるので、
大変な思いをするかもしれません。

けれども、昇進したからといって
仕事が増えるわけではないと思います。

他人の面倒を見ることの一つに
「その人の成長を願い、仕事を任せる」
という事があります。

昇進したのならば、
自分が本来やるべき仕事を行い、

これまで自分がしてきた仕事を
周りの人の成長のために渡すことができなければ、
その人の成長の機会を奪ってしまうことになってしまいます。

言い換えれば、
自分が役職者として成長するために

自分の面倒を見れなければ
他人の面倒を見ることなどできない、

ということなのです。

 

会社は、そういうことができる人を評価します。

その評価の表現方法として、
役職をつけたり、賞与や手当などを支給したりしますが、

その表現の奥には
「あなたの人柄に、私たちは感謝します」
という敬意が込めています。

これから評価された人は、
私たちの気持ちと一緒に受け取ってくださると嬉しいです。

 

そして、私たちも
「評価」をする本当の意味を誤解のないよう伝えたいと思います。

「評価」は未来のあなたへの期待です。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。