こんにちは。
株式会社 エンドウの専務の遠藤です。

昨年末のことですが、
甥っ子が結婚式を挙げました。

私の家族は、
昔から礼儀礼節には厳しかったので、

叔母の私は、
礼装の江戸褄(えどづま)で参列したんです。

ちなみに、江戸褄とは、
こんな礼装ですが、

着てる人を見たことがありますか?

参照:コトバンク

これを着て、髪もビシッと決めて
気合を入れて参列したんですが、

とてもショックを受ける結婚式でした。

まず、ショックだったのが

結婚式というより
レクリエーションみたいなパーティだったことです。

結婚式といえば、
新婦がベールを被っているイメージがありませんか?

もともとベールとは、

悪いものから花嫁の身を守るために
顔にベールを被せた

とされています。

そのベールをしていなかったんですね。

最近は、そこまでしない所もあるようですが、
それはきっとパーティなんだと思います。

そもそも、結婚式とパーティは別物で、
それに応じた礼儀があり、

それによって
来賓もそれなりの準備をして参列します。

でも、初めて式を挙げる新郎新婦は、
そこまで知らないですから、

コーディネートした担当者が
知識不足だったんだろうな、と思いました。

また、式で渡すお返しの品ですが、
一般的には、

結婚祝いの金額の半分
とされています。

その他に、交通費や身支度にかかる費用を踏まえて、
多めに考えることもあります。

それも分からずに失礼な金額の品を
参列者に渡していましたから、

とても礼に欠けていたように感じました。

でも、こういう礼儀って、
経験したり、誰かに教えてもらったりしないとわかりませんよね。

例えば、

これから社会に出て、
会社の上司と会食へ行く時もそうです。

どういうお店に行くのか。
その会がどういう場所なのか。
それに合わせた服装をどう選べばいいのか。

ドレスコードが必要な場所に行くとなれば
それなりの服装でなければ失礼ですから、
そういう知識が必要になります。

だから、服装とは

ファッションを楽しむものだけじゃなく、

礼儀を示すものでもあるので、
とても大切なマナーの一つです。

そういう意味で言えば、

制服は、そのマナーを知るためのヒントになります。

学生時代は、

「制服を少し崩して着こなすのが
 かわいい(かっこいい)」
と自由にする人もいますが。

社会での制服は、

礼儀を示すものなので、
きちんと制服を着こなします。

どういう服を選び、
どのように着たらいいのかを知るきっかけなんですね。

それが窮屈に感じるかもしれませんが、
礼儀を知るにはとても大切なことです。

そういう違いを
社会に出る前に知っておくと良いと思います。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。