「本当の下手くそ」

それは、

技術よりもマナーや配慮がないこと…。

先日、ゴルフに行った時のことです。

自分のクラブの距離を知っているのか知らないのか、

300ヤードも飛ばないのに、

グリーンが空くまで待っている人がいました。

すでに3組も詰まっています。

スロープレーは 自動車を正しく運転出来ない人が

街中で交通渋滞を起こしているのと同じこと。

ふん詰まり状態です。

「あ・り・え・な・い」

眉間にシワが集まってしまうほどの、イライラ感。

前の組の人は

「お前はタイガーかっ!そんなに飛ばないだろ~」って言っていて、

次のホールでは「お前は松山かっ!」

その次のホールでは「お前はマキロイかっ!!!」って言って

途中で帰ってしまいました。

ゴルフは「プレーファースト」

つまり、スピーディーにプレーすることは

ゴルファーが守るべき最も大切なマナーの一つです。

それは、腕前には関係なくできることなんです。

自分のボールのところに行くときはクラブを数本持って行く、

素振りは3回まで・・・

当たりが悪いとか、初心者だからとかは気にならないけど、

マナーが悪いのはとても気に障りました。

自分だけが楽しければよいという

自分本位な行動やプレーは周囲に迷惑をかけることになります。

そしてそれは、会社でのマナーにも言えることだとおもいました。

仕事を一緒に取り組むなかで

周りに配慮し、相手の気持ちや立場になって考えられるか。

「配慮」とは事情をふまえて、気遣いすることなんだとおもいます。

例えば、会社を休む時は朝礼前に電話を入れる。

チームで仕事をするわが社では一人でも欠けるとその日の現場がストップすることもあります。

上司や部下という職場での立場を超えて、

ひとりの「人」として、さりげない気遣いのできる人が

仕事ができる人へと一歩近づく秘訣なのかもしれません。

仕事を覚えるよりも気遣いを覚える方が先なのかもしれませんね。

常に周囲の人たちへの配慮を忘れることなく、

誰もが気持ちよくプレーできるように心がけたいですよね。