今日は、1級土木施工管理技士の合格発表の日でした。
午後に私の部屋にやってきた女性が、目に涙をいっぱい溜めて【合格】の報告をしてくれました。(これを書いている私も涙目…)
彼女は、昨年10月に二人目のお子さんの育休から復帰したばかりです。
3歳、1歳と目の回るような忙しさの中で、やっとこ作り出した時間で必死に勉強している姿が目に浮かびました。
合格は産休、育休中も諦めないでコツコツと勉強をしてきた証です。
彼女が産休に入る前に伝えたことがあります。
「育休をただ休むのか、復帰を想定して何か勉強をし続けるのかでその先が違ってくるよ」
彼女はわが社にとって 育休取得者のパイオニアです。
小さな会社にとって1年間の育休は、残された人にとっても大変なことは分かっていたつもりの上での初チャレンジでした。
やってみないとわからないのだから、まずはやってみて課題を一つずつクリアして行けば
きっと乗り越えられる。
これからの人口減少には女性の労働力は必須だし、せっかく覚えた仕事を
もっともっと広げて欲しい、期待と想いはたくさんありました。
そう思っていたけど……世の中はまだまだ男社会でした。
悲しいことは またにします。
今日はとてもうれしい日なので。