
よし、調子がいいので引き続きブログを書いてみます。
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各市町村や都道府県が発注する工事は、国民から預かった税金を原資にしています。
そのため誰でも入札に参加できるという状況は好ましくないため、しっかりとした仕組みに準じて入札への参加が認められるような仕組みになっております。
そのうえで市町村単位の発注であれば、当該市町村内の業者が優先的に入札に参加ができるようになっています。
地方税から発注されるお金であれば、当然そうあるべきですよね。
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これ考えた人すごいな。って思うぐらいよくできた仕組みです。
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私の本社がある郡山市でも、「入札に参加させてください」という申請を2年に1度提出することで、その会社の持つ実績(経営事項審査の結果)をもとに市町村から格付けされるシステムです。
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これは郡山市のHPで公開されているのですが、令和7年度からの2年間
当社の水道施設工事の格付けは 1050点でAランク
点数において「1位」となりました!!
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ほんとにすごい。私は何もしていないので、当然みんなのおかげです。
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ちなみに土木は5位とか。管工事も6位でした。
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それでこの格付けが好きな理由は、建設工業新聞社とかが出す部門別完成工事高ランキングは正直一番当てにならないからです。
売上げが大事と思っている経営者にはわからないと思いますが、あんなのはただの数字です。
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一方でこの郡山市の格付けは経営事項審査の点数がもとになっていることが大事なところです。
経営事項審査については別の記事にも昔書いたので参考にしてください。
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本当に優秀な企業の名前が上に上がる仕組みになっているなと感じているのです。
郡山市もよくこの制度を構築したなと思います。
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しかしだ。
郡山市以外の市町村に本店を構えていた会社が、郡山市に本店を移したとたんに入札参加資格を満たす仕組みにもなっているのですよ。
これおかしくないでしょうか?
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これがまかり通るなら、欲しい工事があるときだけ郡山市で従業員を雇ってもいない業者が入札に参加できることになるんですよ。
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これまで長い間地元に根を固め、人を雇い、住民税など払ってきているわけです。
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県やほかの市町村はそれを規制する仕組みがありますが。
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まぁブログで愚痴を言うのではなく、これはハッキリと陳情する予定でアポもとってます。
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正直言ってがっかりです。呆れます。
規模がある工事会社が必要なら、その入札公告だけを市街業者OKとすればいいじゃないですか。
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これで郡山市に根付き、税を納める意味がありますか?
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公共事業もメインとして仕事をいただいてはいますが、私個人だって法人だって様々な税金は払っています。 しっかりと自分の考えをもって伝えようと思います。
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この制度、悪用されますよ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/25261278265ff7057d5652e81ae861a83e658aa2
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そして日経新聞でも5面に郡山市の記事が載っていました。
(ネット記事でもコメントが1000件を超える内容です)
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いいニュースかなと思いましたが、支払い対応と価格交渉に適切に対応しているか。のアンケートにおいて適切な対応をしていない企業15社の名前が公表されたというものでした。
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そしてアンケート内で最低ランク?の行政機関の名前も2つ記載がありました。
神戸市と福島県郡山市だそうです。
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まぁ記事の内容をそのまま書いただけですので、読んでみてください。
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追加といってもその費用はみれないよ。。。。みたいになってしまっていたのかな。
いくら価格交渉とは言っても。いくら行政機関といっても。お金が無限にあるわけではないですからね。
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この記事。正直かなり話題になってるなという印象です。
みんなそう思っていた。というのが事実なのでしょうか。
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どうしましょうね。
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次回は明るいニュースに期待したいです。