(株)エンドウの遠藤です。
私には1歳半になる甥っ子がいるのですが、東京に住んでいるために2~3か月に一度ほどしか会えません。
かわいいもんですし、何よりも驚くのは、会うたびに色々なことができるようになっていることです。
つい最近まで歩くことも、話すことも。自分で靴を履くことも、何もできなかったのに、その全てができるようになってました。
(日本語は暗号レベルですが、、、)
その過程で私が最も興味を持ったことは、やったことないことのほとんどが、出来るようになっていることなのです。
生まれたばかりの子供を見て、
この子は”話したことがないから、話せないんじゃないか!?”
”立ったことがないから、立てないんじゃないか!?”
”算数やったことないから、計算できないんじゃないか!?”
なんて、少しも思いませんよね。
だってこれから出来るようになるんだから。
”出来ないんじゃなくて、やったことがない”だけです。
”今できないだけで、この先一生できない”という訳でも無いのです。
やったことないなら、分かる人がレクチャーしたり、教育したり、一緒にやってあげればいいだけじゃないですか。
なのに大人になるにつれて、やったことないのでできません。という言葉がなぜだか出てくる。
私はずっと思っています。
何かにチャレンジするときに、そんなの無理だとか、やったことないでしょ。と言われても、
”やったことないだけで、出来ないわけじゃない。”
今はできないかもしれないが、この先できるようになる。と。
これは会社の様々なオペレーションにも共通していますよね。
上司が部下にある作業を頼もうとしても、”あの人はまだやったことないから、出来ないよ”
という上司がいたとします。
私がそう言われた側(部下)だったら、先ほどと同じことを言います。
”教えてください。やったこと無いだけで、出来ないわけではないと思います。”
”やったことないので、できません”は大人の言い訳かもしれません。
仕事を頼む側は、自分でやったほうが早いとか・教えるのめんどくさい・自分の仕事が奪われる、と思っていて、
部下は、よくわからなければ”やったことありません。”という方が楽なんでしょうね。
でもね、新卒で入社した子にたまーに言います。
入社した時からみて、色んな事が出来るようになったと思わないか?って。
日々真剣に仕事に向き合い、やったことない事を、やってみる過程で、彼らは仕事への向き合い方/出来るというたのしみ を覚えていったんだと思うのです。
結論
やったこと無いことに必要なのは、”こうやるんだよ”って教えてくれる人がいるかどうかだと思います。
甥っ子も、やったことないのに”こうやるんだよ”って教えてもらって、出来なかったこと・やったこと無いことが、出来るようになっている。
会社の若いスタッフも、何の経験もなく会社に入っても
こうやったら良いんだよ。って教えてくれる先輩・上司がいて
やったこと無い・できない。ことが見る見るうちに出来るようになった。
高校時代スポーツばかりで勉強しなかったし、、、なんて言ってた人も
上司に資格取得のコツを教えてもらったら、合格してきた。
なのに見て覚えろ!!とか、お前にはまだ早い!!なんて、言わないでほしいな。
(エンドウのスタッフはそんなこといいません。)
全ては成功しないけど、失敗もしたことないならした方がいいはずです。
今日も明日も自分に言い聞かせます。
これからチャレンジするすべてのこと・新しいこと。
そのすべては”やったことありません。が、やったこと無いだけで一生できないわけじゃない。これから出来るようになるんだ。”
エンドウ
甥の成長が楽しみだ!