財務諸表を良くする、とは言っても抽象的な表現だなぁ、、
と、反省しております。
財務諸表とは言っても、BS・PLがありますが、この二つの大きな違いは役割的な部分もそうですが、時間的な視点を持ってみると
”一年間の成績表”がPLで、”創業からこれまでの成績表”がBSなのかなと思っています。
つまり、各年の損益計算書の積み上げがが貸借対照表というわけです。
財務内容を見る場合に、経営者として最重要視するのが貸借対照表ではないかと私は考えています。
それは、建設業界特有の経営審査のY評点を見てもそう思います。
経営審査事項の財務評点であるY評点は、売上高経常利益率を除いて、BSの内容を中心として点数付けがされているからです。
さらに経営者の仕事である、資金の調達についても銀行は単年度の成績表(PL)よりも、通年の成績表(BS)を重視していることも理由のひとつです。
単年度の成績ももちろん重要ですが、一過性の損益等を見るのではなく超長期的な視点をもって会社の格付けを行っているんですね。
それでは、この貸借対照表(BS)の最重要視されている部分は何なのか。
もちろん”自己資本比率”です。
( 自己資本比率 = 資本金 + 繰越利益剰余金 ÷ 総資産 )× 100
自己資本比率を上げるにはどうしたらよいものか。
次回は自己資本比率をどのようにして上げるかを考えてみたいと思います。
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たまに、決算書の数字を勉強したって意味がないし、将来のことなんてわからないと言う人がいます。
私も同じようなことを思っていた時に経営の先生に言われました。
こんなのなんの役に立つんだという人がいるが、経営者としてこんなことも知らないやつが、経営者として社会の何の役に立てるんだ?
と。
。。。。。。。。。。。。確かにそうだ。(笑)