こんにちは。今月は入社8年目、経理担当の佐久間が担当いたします。

今回のテーマは【石綿】についてです。

石綿とは、かつては優れた建材として広く利用されました。しかし、現在は製造・使用が禁止されており、吸引すると石綿肺や肺がん、中皮腫といった深刻な健康被害を引き起こす危険な物質として国が使用を規制しています。

特に石綿肺や中皮腫は特異的な治療法が存在しない怖い病気です。

こういった健康被害に合わないためにも、解体工事等の除去作業時は作業主任者の管理・指示のもと、適切な手順で、適切な保護具を着用し、作業にあたらなくてはいけません。

皆さんは石綿(アスベスト)と聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?

私は、石綿(アスベスト)=危険な物質と漠然としたイメージしか浮かばず、自分にはあまり関係ないものと思っていました。

しかし、家のリフォームをするため、ハウスメーカーさんに調査してもらうとトイレやお風呂で使用されていたのです!

リフォームしたときに専門業者の方々に撤去していただきましたが、こんなにも身近に存在したとは知らず驚きました。

↑国土交通省が発表している石綿含有建材の代表的な使用箇所です。

電気屋さんでエアコンを購入し、取付してもらうときも石綿調査費が工事費に計上されていました。『家の工事をする=石綿調査』それだけ石綿が身近にあるのです。

※石綿が使用されている建物内にいるだけで、必ず健康被害があるわけではありません。解体工事等の除去作業時に石綿粉じんの飛散を吸引することがとても危険なのです。

エンドウでは、9割の社員が石綿作業主任者技能講習または石綿取扱特別教育を受講しています。

これからも、自分と周りの人を守るためにも、石綿に限らず安全管理についての情報をアップデートしていきたいと思います。