こんにちは。

7月は入社5年目の鈴木が担当いたします。

教育内容は「熱中症」についてです。

私たちは主に外で体を動かす仕事なので、作業中に、熱中症や脱水症状になる恐れがあり、最悪の場合は死に至る可能性もあります。

熱中症については、夏の安全大会のテーマにあがることが多いですが、重要なことだからこそ繰り返し学習が必要ではないかと思います。

改めて、

熱中症とは、運動中暑熱から起こる体の障害の総称です。

その中の1つの熱射病は、視床下部の体温を正常に保とうとすることにより、機能が低下して、汗が止まってしまう現象です。

その結果、体温が40℃を超えてしまい、そのままでは死に至る可能性が極めて高い状態になってしまうそうです。

自分が知らない間に体内でそんなことが起こってしまうのだと考えると、正直恐ろしいなと思いました。

上記にも記載されていますが、水だけ飲んでいても体の水分が十分には回復しないそうです。

私も作業中にのどが渇いた時は、サッパリした物が飲みたくなり、つい水だけを飲んでしまうことがよくありました。

しかし、水だけを飲み続けると、体液の濃度を一定に保とうとする体の動きによって過剰な水分を尿として身体の外へ出てしまうそうです。

このことを自発的脱水(身体の水分の量が十分に回復出来ない現象)と言います。

つまり、体に水分補給をする時に水だけをとると逆効果になるということです。

熱中症(自発的脱水)の対策をするには、塩分(ナトリウム)(糖)を含んだ飲料水を約150cc程度(コップ1杯分)をこまめに摂取することが効果的で

(糖を含んだ飲料は腸管内での水分補給の促進する効果がある

さらにナトリウムが同時にあると速やかに吸収されるそうです。

(株)エンドウでは、夏の暑い時期に気を付けている事として、

午前と午後2回ずつの休憩を取っています。

また、毎朝みんなでがクーラーボックスに塩分と糖分を含んだ飲料水と、塩分補給用のキュウリの漬物を作り、準備万全なので現場ですぐに補給をする事ができます!

熱中症予防にはただ水を飲むだけではなく、年齢に合わせた塩分と糖分を摂取する事が大切だとわかりました。

だからこそ、私は熱中症対策として目標1日7.5gの塩分とこまめな水分補給を心掛けて安全に作業を行いたいと思います。