こんにちは。株式会社エンドウの太田です。
2月の安全大会を行いました。
今回の教育内容は2つです。
・仕事の教え方
・『作業手順書』の作成
仕事の教え方のポイントとして、教わる側に「仕事を覚えたい気持ちにさせる」ことが挙げられます。
仕事を覚えたい気持ちがない人には、教えることはできません。しかし、学びたい人は、誰からでも学ぼうとします。
例えば、教わる側が、多忙な同僚や上司を手伝うという補助的な役割になってほしいと思ってしまうと、多数の人は仕事を覚えたいという気持ちになりません。
ですが、「自身の成長に繋がる」「より責任のある仕事ややりがいのある業務に携わることが出来る」と思う方が教わる側のモチベーションも上がり、「仕事を覚えたい」という気持ちになります。
このように、教育の狙いを明らかにして、動機づけをすることが「仕事を覚えたい気持ちにさせる」ことに繋がります。
今回の教え方のポイントを聞き、私の体験と類似している部分があることに気づきました。
私は去年の4月に新卒として㈱エンドウに入社しました。
そんな右も左も分からない状態だった私に上司は、いきなり何かの業務を任せるのではなく、まずは業務をしている姿を私に見せながら説明し、その後に私が実際にやってみる。という教え方をしてくれました。
すると、自分の中でもイメージが付いた状態から業務を始められるので、みるみるうちに一日にこなせる業務の量が増えていきました。
また、書類を一人で作成できた際や、図面をきれいに書けた際に褒めて頂くこともあったおかげで、次の仕事も頑張ろうというモチベーションへと繋がり、自分の中にも責任感ややりがいが生まれていきました。
こうして、達成感を感じながら仕事を覚えることにより、よりモチベーションも上がり、「もっと仕事を覚えたい!」
という気持ちが高まりました。
私にも部下ができ、教える側になった際には、自分の体験をもとに、まずは教育の狙いを明らかにさせ「仕事を覚えたい」気持ちにさせることを意識したいと思います。
そんな私の部下になってくださる方、募集中です!(笑)
次のテーマは、作業手順書についてです。
現場では、作業員に作業方法や作業で発生する危険性又は有害性を早く、正しく教えなければなりません。
そこで、会社の職長、作業主任者、作業指揮者等の者は、部下の意見を取り入れて、実際の作業手順書を作成します。
また、作業手順書は定期的に見直し、作業のムリ・ムラ・ムダを排除していく必要があります。
つまり、作業手順書とは、誰が施工しても安全かつ基準通りでき、新入社員や未熟練作業員に早く仕事を教えられることを目的として作成された書類になるのです。
エンドウでは、研修生(外国の方)や若手の作業員が在籍されています。
そのため、研修生や若手の作業員のフィードバックもいただきながら、さらに作業手順書を活用し、ムリ・ムラ・ムダを排除した安全かつ効率的な工事を行ってまいりたいと思います!