こんにちは。
今月の安全大会の報告は、工事部2班リーダーの髙松が担当いたします。
今月は、「熱中症」と「熱中症予防管理者労働衛生教育」について学びました。

正直なところ、講習を受ける前までは「水分をしっかり取っていれば大丈夫」「体調が悪くなったら休めばいい」と、どこか熱中症を身近なものとして考えきれていませんでした。
しかし、講習を聞き進める中で、その考えは大きく変わりました。
熱中症は突然起こるものではなく、前日の睡眠不足や飲酒、朝食を抜いたこと、体調不良など、ほんの少しの油断が積み重なって発症する可能性があるそうです。
さらに、症状が現れた時には、自分では気付かないうちに重症化しているケースも少なくないという話が印象に残りました。

建設現場では、「あと少しだから」「みんな頑張っているから」と、つい無理をしてしまう場面があります。
ですが、その”あと少し”が命取りになることもあります。
熱中症は、自分だけの問題ではありません。
一人が倒れれば作業は止まり、助けようとした仲間にも危険が及ぶ可能性があります。だからこそ、自分の体調管理だけではなく、お互いの体調を気に掛けることも、安全管理の一つなのだと改めて感じました。
また、熱中症対策として「水だけを飲めば良い訳ではない」ということも印象に残りました。
大量に汗をかく現場では、水分と一緒に塩分も失われます。水だけを補給し続けると、かえって体内のバランスが崩れることもあるため、塩分も合わせて補給することが重要だということと、一度に大量に飲むのではなく、こまめに補給することが効果的であることも改めて理解しました。

さらに、熱中症予防管理者の役割についても学びました。
作業前にはWBGT(暑さ指数)の確認や、作業員一人ひとりの体調確認を行い、作業中も水分・塩分補給の状況や体調の変化を確認すること、そして万が一に備えて連絡体制や対応手順を事前に周知しておくことが重要であることを学びました。
現場では、自分自身が熱中症にならないことはもちろんですが、仲間の異変に気付けるかどうかも非常に重要です。
「今日は少し元気がないな。」
「顔色が悪い気がする。」
「受け答えがいつもと違う。」
そんな小さな変化に気付き、声を掛けられる人が一人いるだけで、防げる事故は確実に増えると思います。
熱中症対策というと、水分補給や空調服ばかりに目が向きがちですが、本当に大切なのは「無理をしない」「無理をさせない」という現場全体の意識なのではないでしょうか。
安全は、一人では守れません。
一人ひとりが周囲を気に掛け、「大丈夫?」と声を掛け合える現場こそ、本当に安全な現場なのだと今回の講習を通して強く感じました。
これから夏本番を迎え、さらに厳しい暑さが続きます。
今回学んだ内容を日々の現場で実践し、自分自身の体調管理はもちろん、仲間同士で声を掛け合いながら、熱中症ゼロ・労働災害ゼロを目指して、安全第一で業務に取り組んでまいります。
引き続き、ご安全に!


