こんにちは。

今月の安全大会の報告は、工事部5班リーダーの深谷が担当いたします。

今月は、「ノンテクニカルスキル」「危険予知活動(KYT)」について学びました。

講習を聞いていく中で、“事故を防ぐのは技術だけではない”ということを改め

て強く感じる内容でした。

現場では、重機の操作や施工技術などの「テクニカルスキル」はもちろん重要です。

しかし実際には、

「なんとなく大丈夫だと思った」

「確認したつもりだった」

「いつもの作業だから問題ないと思った」

そんな“人の感覚”や“思い込み”が事故に繋がることも少なくありません。

今回学んだノンテクニカルスキルとは、そういったヒューマンエラーを防ぐための

「考える力」「周囲を見る力」のことです。

まず印象に残ったのは、「状況認識」についてでした。

これは、今の状況を正しく把握し、「この先どうなるか」を予測する力のことです。

例えば道路上での作業中、目の前の掘削作業だけに集中していると、第三者の接近や車

両の動きへの注意が遅れてしまうことがあります。

自分自身も過去に、作業に集中しすぎるあまり、周囲への意識が薄くなっていたと感じ

た経験があります。

幸い事故にはなりませんでしたが、振り返れば「危なかった」と思う場面でした。

講習の中で、「危険予知とは、危険を見つける力ではなく、“危険に気付こうとする意

識”が大切」という話があり、とても印象に残っています。

続いて、意思決定コミュニケーションについても学びました。

現場では、「予定通り進めたい」という気持ちから、確認を省略してしまいそうになる

ことがあります。

ですが、そういう時ほど一度立ち止まり、周囲と情報共有することが事故防止に繋がる

のだと改めて感じました。

例えば、重機作業中に「これくらいなら合図なしでも伝わるだろう」と判断してしまえ

ば、認識のズレから接触事故に繋がる可能性があります。

実際の現場では、“言わなくても分かる”ではなく、“声に出して確認する”ことが重要で

す。

また、講習では「ノンテクニカルスキルは接着剤のようなもの」という表現もありま

した。

どれだけ高い技術力があっても、コミュニケーションや判断力が不足していれば、安全

な現場は成り立ちません。

逆に、一人ひとりが声を掛け合い、周囲を見ながら作業することで、現場全体の安全

性は大きく向上すると感じました。

さらに、「現場は常に複雑で、毎回同じ状況ではない」という話も印象的でした。

マニュアル通りにいかない場面や、急な変更対応が必要になることも多くあります。

だからこそ、状況に応じて考え、判断し、周囲と連携する力が必要なのだと学びまし

た。

最後に、危険予知活動(KYT)についてです。

KYTとは、作業前に「どんな危険が潜んでいるか」を考え、事故を未然に防ぐ活動で

す。

単なる形式的な確認ではなく、「もしここで足を滑らせたら」「もし誘導が見えていな

かったら」と、実際の危険を具体的に想像することが重要だと感じました。

慣れている作業ほど、「大丈夫だろう」という気持ちが出やすくなります。

ですが、その油断が大きな事故に繋がることを、今回の講習で改めて考えさせられま

した。

今回の安全大会を通して、安全とは特別なことではなく、日々の小さな確認・声掛け・

気配りの積み重ねで成り立っているのだと実感しました。

今後も、技術面だけでなく、「周囲を見る力」「伝える力」「危険を予測する力」も高め

ながら、安全第一で業務に取り組んでまいります。

引き続き、ご安全に!