こんにちは。
今月は入社4年目の岡部が担当いたします。
8月の安全大会は株式会社アシストの渡辺久美子様をお招きし、
「安全・安心な職場(現場)をつくるコミュニケーション術」について教えていただきました。
今回の安全大会のなかで、特にこれから気をつけていきたいと思ったことが2つありましたので、紹介させていただきます。
まず1つめはアンコンシャス・バイアスについてです。
アンコンシャス・バイアスとは、これまでの経験からくる自分自身では気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」からくる行動・思い込み・何気ない発言に現れることをいいます。
例えば、あなたは次のような職業にどんなイメージをもっていますか?
それぞれの職業から、すぐに「この職業の人はきっとこうだろう」と、ステレオタイプ的なイメージを思い浮かべた人は多いのではないでしょうか。
このような無意識に思うことが、個人間のコミュニケーションのなかでも発生するそうです。
仕事の中で発生する悪い例を挙げると、あの人は行動が遅いし力もない=仕事ができない人だ。と思い込んでしまうことはありませんか?
私も、普段から差別的な言動は取らないように心がけてはいますが、仕事に集中している時などは、無意識に態度や雰囲気などに出ているかもしれないと思いました。
自分がされて嫌なことは相手にもしたくはないので、これからは、行動や発言をする際は、自分を客観的に見ることを意識していきたいと思いました。
2つめは、異性間コミュニケーションの「男女脳の違い」です。
具体的には、男性脳は共感性が低く論理的会話が得意で結果重視、女性脳は共感性が高く感情を載せて会話することが得意で、プロセス重視で発言等をするそうです。
特に驚いたことは、男女脳の違いで、褒めた際の嬉しさや会話の内容・説明などが変わることです。
男性は結果を大事にするため、褒める際も「助かる・頼りになる」など直球的な褒め方の方が良く、女性はプロセスを重視するため、直球的な褒め方よりこれまでの経過をふまえて褒めると嬉しく感じることが多いそうです。
何気ない会話の中でも、男性脳は「結論から言うと、つまり、結局」など結論を急ぐような言葉が多く、女性脳は「~な気持ち、なんとなく、普通は、みんなは」などの感情や感覚を重視する言葉が多いそうです。
自分自身に当てはめて考えると、男性脳が強いと思いました。
私は、結果を直球で褒められる方が嬉しく感じ、仕事などで説明をする際、結論を急ぐような言葉を使用してしまうことが多々あります。
それにより、相手になかなか伝わらないなと感じることも多くあると思いました。
そのため、これからは言葉の選択に気をつけることと、言語化する能力を高めていきたいと思いました。
最後になりますが、自分が男性脳が強いか女性脳が強いか興味がある方は、診断をやってみてはいかがでしょうか。
日常生活において、自分の特性を見つめる機会はなかなかないと思います。
自分の特性が分かれば、自分の事を他者に知ってもらう機会に繋がりますし、他者のことも理解できるため、人間関係も良好になってくのではないかと思います!