3年前から社内リーダー研修と銘打って「コーチング」を取り入れています。
コーチングというと、カタカナがずらっと並ぶ手法がたくさんあります。
私もかれこれ5年、コーチングを勉強していますが
最近になって、やっと言葉の意味の理解が進んできました。
と同時に自分の感情も「メタ認知」できるようになってきたんですよ。
やっぱり、習ってきたことが活用できると、コスパを考える立場としては
「よっしゃ~」ていう心の声が聞こえてきます!
毎朝、バックオフィスのメンバーで打ち合わせをするのですが、
その時に、私「リフレーミング」をしてるな、
と気づいたので その話を書きますね。(長いので覚悟して読んでください)
建設業なので、年度末に現場が竣工することが多いです。
竣工検査を受けた後に、検査課からの指摘事項をメンバーで共有したあと、
課題を確認して次の現場にどう生かすか、を話し合うわけです。
その中に昨年入社した新人スタッフの次の課題が
「もっとよく書類を確認する」でした。
一体どんなミスがあったのかをよくよく聞いてみると・・・
(ここで細かい話は割愛します)
「急いで作成して持って行ったからではないか?」という意見が上がり、
「それは、確認する時間がなかったからだよね」になり、
彼の課題は、
「仕事の時間に余裕を持たせる」に変わりました!
これが、リフレーミングされたということです。
今後の彼の行動は、チェック➡時間管理 スライドしましたよ。
仕事上のミスは、ミスしたことだけに目が行きがちですが、
それ以前に問題があることは、大いにあることです。
ミスにも事情があるので、いったん聞いて受け入れてみると
なるほど と思うことが多々あります。
コーチングのやり方はたくさんあるけれど、一つだけが際立つことななくて
瞬間で合わせ技になる、が本来のあり方なんだと思います。
(これは先生の受け売りです)
「課題」といってもその受け取り方も人によって違います。
問題があるから改善したい、ということもあれば
こうしておくと問題が起きないよね、ということもあります。
これって、何が違うかわかりますか?
後者は未来からの視点なんですね。
となると、前者は過去視点です。
コーチングを受けていて自分の中に出来た視点が、
まさに未来視点!
今何するか?よりも
未来にどうなっていたいか?
で考えると、大体の人はマイナスな自分を想定していないです。
当たり前ですね!
この未来視点は、やりたいことを倍速で実現できそうな予感がします。
ぜひ、試してみてくださいね!
載せた写真は社員旅行で行った北海道のススキのでの、二次会に繰り出すグループが
社内のラインワークスに、楽しさを競って載せたものです。
未来にたっぷりと時間を持っている若者が多く、
それは会社の未来がたっぷりあるっていうことです!