11月の安全衛生大会のテーマはリーダーシップについてのお話でした。
目標の実現達成のためにはリーダーとなる人の素質だけではなくフォロワーとの関係性が重要です。
リーダーがリーダーシップに必要な要素(能力や人格)を持ち合わせていてもフォロワーが誰も着いてこなければリーダーシップは成り立ちません。
大事なポイントはリーダーとフォロワーが目的を共有する事。
安全についても危険になりそうなポイントをチームで共有していなければ事故に繋がってしまいます。
例えば、民間工事になると施工場所は毎日変わるので、気を付けなければいけないポイントは現場状況によって異なります。
”この現場は学校の近くなので下校の時間帯は子供が多く通るよね”
と共有することにより、ダンプの運転は速度はゆっくりになります。
さらにリーダーは一方的に考えを押し付けるのではなく、信頼を得てフォロワーが積極的に行動できるようにしなければなりません。
毎朝、現場毎にKY活動をしていますが、リーダーだけが危険になりそうなことを上げるのではなく、現場に行く全員がそれぞれの考えで危険予知しなければ偏った危険予知になってしまいます。
信頼関係ができていれば、遠慮することなく自分の考えを伝えられます。
ただ、信頼関係はそう簡単に築けるものではありませんよね。
時間がかかります。
他人から知人へ、そして成熟したパートナーへと段階を経て信頼関係ができていきます。
時には意見の違いなどぶつかり合いながらも同じ目標を持ち、
そこに一緒に向かうことができれば、達成できた時の喜びも共有できます。
そんな風に(株)エンドウのチーム力をあげていきたいと感じました。
