こんにちは。
株式会社エンドウの遠藤です。
先日、東京ビックサイトで開催されている水道展へ行ってきました。
今後の水道業界の動きや、その他様々な最新情報が手に入ればいいな。という考えです。
行ってみたら、郡山の同業者さんにもお会いしましたし、現在協力していただいている会社の担当者などもブースにいて、楽しい時間となりました!
まず、今回の水道展の感想を結論から言うと、、、
ビミョーーーーーーーー!!(微妙)
僕の好みではないというか、、、、
水道展なので、水道というインフラに関する展示会なのですが、新しい技術やシステムの展示のほとんどが、行政向けの
”水道台帳のシステム整備”
”老朽化水道のAI診断・高効率化更新のためのシステム”
”スマート水道メーターの新作展示”
でした。
我々職人たちが使う”モノやシステム”というのは、全く目新しいものが出ないのですね。
建設業・水道業界は、人手不足がずっと・これからも嘆かれる時代に、それらを解決する何かが見つかるかもな!
って気持ちで行ったわけですよ。
行政側の手間が省けたり、人を削減できる技術は進化するのに
私たちのようなエンドユーザー(職人)がこんな”技術があるんだ!!”って、思うようなものはほぼありませんでした。
頭のいい人たちは、行政向けのサービスや高効率化システムを作るのが得意なんですね。
でも本当に人手が不足していて、解決しなければならない課題は現場にあるのではないでしょうか?
(もちろん行政側も人手が足りないのだとはおもいます。)
しかし、建設会社が・建設会社の現場が、何をしたら効率が良くなるのか。
わからないのでしょう。
酷暑や、最強寒波など、現場スタッフたちが働く環境はどんどん厳しくなる中で
行政の業務効率が上がり、発注などが平準化・堅調になったとしても、このままではそのインフラを整備したり維持する現場スタッフの人たちは、この業界から減ってしまう一方な気がしています。
これから先に、職人や現場向けに素晴らしい技術が出てくるとはとても思えない展示会でした。
でも展示されているものを見に行っただけで、僕が作れと言ったものを展示しているわけではないのですから、文句をいっても仕方がないです。
こうなってくると、自分がやる。
という選択肢しか、残っていないですね。
※
そうはいっても、展示会をみて新たに導入するものを2つは決定しました。