私は積極的に外部の講習や勉強会に参加しています。

所属している組合のものから、すこし高額な勉強会も参加して情報収集などをしています。

その理由は自分の会社や、自分の地域のコミュニティのみで構成されたところに長くいると、世の中がどのように変化し、自社を取り巻く経営環境の変化を見逃す可能性が高いと信じているからなのです。

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そこで、2年ほど前に参加した勉強会で、講師の先生が受講者(ほぼ経営者)に質問してました。

「給与明細は、紙ですか?」

結果としては、ほとんどの人が紙で印刷した給与明細を渡していました。

さらにすごいことに、給与を現金で支給する会社もあったのです。

良し悪し、という話では決してないのですが

「DX化が遅れている会社に現れる、最も特徴的な現象ですよ。」

とまで言うのです。

確かにそうだな。  と思いました。

これからの時代、建設業は深刻な人材不足に陥ります。(現在もですが)

効率・生産性、これらを改善するためにはDXの本格的な活用しか、活路が残っていないと言っても過言ではないのです。

工事現場での生産性は、工事用重機の発達によって多少の生産性向上をかなえることができるかもしれませんが、それはほんの少しです。

脳みそは1つ、腕は2本、足も2本、この人間の機能が高くなったり、増えたりすることは無いのですから、工事現場での施工以外の部分で、より生産性を改善していくことが、生産性の向上につながる道だと考えます。

ですから、東京で開催された建設エキスポでも、ほとんどが施工能力・機能の発展!というよりも、「工事以外の部分で生産性を上げましょう!」

といった展示品が多いのです。

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じゃあ。エンドウ!!お前んとこの会社はDXしてんのか!

という質問もごもっともです。すいません。

結論、してますよ。(100%スタッフのみんなのおかげで)

①給与明細は、紙ではありません。

 給与支給日には各社用スマホのアプリから、見れるようになってます。

 源泉徴収票なども、いつでも自分で見れて印刷もできますよ!

②電子黒板

 上記の写真を見てわかると思いますが、黒板は完全に廃止しています。

 写真はiPadで撮影し、撮影した写真は自動で工種ごとに振り分けられますので、写真整理に要する時間も削減できます。

細かい図面なども、iPadのPDFで見れるし。(若い子は使いこなすの早い)

③電子マニフェスト

 これも市役所とかに出すと、実施してる会社初めて見た!と言われることもあります。 まだ紙のマニフェストに書いてる?マニフェストコピーする人を雇ってる?

実は、そんな手間もいらなくなるんです。

④原価・労務管理システム

 日報は手書きの時代もありました、、、

 みんなのお給料を夜な夜な計算して、、、、、、 

 ですが、昨年からシステムも入れ替えまして!

 給与計算に4-5日要していた労務は、10分に短縮されました。

(しかも高価なシステムも今は一括償却できるので、絶対替え時!)

⑤ラインワークス

 もう電話とか、FAX、メール、社内では使用頻度が、とっても低いです。

 ラインのセキュリティが強化されたビジネス向けのLINEです。

 画像も、共有内容もすべてラインワークスです。

多分もっと色々とスタッフの皆さんが、取り組んでいただいていることは沢山あります。

今は週休2日もモデル工事の実施、キャリアアップシステムの運用開始、地下埋設物の3D図面の作成等に取り組んでいます。

さぁ、まずは自社の給与明細を確認してみましょう。

【あなたの会社の給与明細は紙ですか?】

(電子給与明細にもお金はかかりますが、人が専用の紙を印刷したり、プリンタにセットしたり、封入作業したりするよりは、確実に効率がよいです