「セルフイメージが大切」なんて言葉をよく聞くけど…。


セルフイメージって、

今の自分が思う自身の価値や期待だったり。


その、セルフイメージのネタ(材料)は体験したことから出来ていますね。


先日、
”ファミリーホームいぶき”の子供たちが会社の事務所に来ました。
6歳と5歳の女の子です。

事務所を見回しながら開口一番に「ここでアルバイトしてるの?」

って聞かれたので
「ここは私の会社だよ」って言いましたけど(笑)


その後、ランチに行って子供たちがメニューから選んだのは
三千円する黒毛和牛のサイコロステーキ。

(私の口にはめったに入りません(笑))

同席していた所長さんが申し訳なさそうに

「この子はあまり食べないので…」
って言ってたけど、ほぼ完食の6歳さん。

おまけにデザートのシャインマスカットのケーキもペロリでした。

きっと、美味しかったんでしょうね。

そんな様子を見て思わずこぼれた言葉が

「将来、こんなランチを自分の稼ぎで食べられるようになるんだよ」
でした。

この子たちは18歳になったら施設を出ていかなければなりません。(ルールです)

将来のために体験しておいたことがいい事って何だろう?

立派な社会人ってどういう人だろう?

この子の幸せを願いながら私はどういう存在でいなければならないのだろう?

 

そう考えた時に「見たことの聞いたこともないものにはなれないよな 」でした。

なにも、”高級ランチを食べれるようになる”
ということだけではありません。

いろいろな体験をして知ること。

その体験で、
「自分もこうなりたいな、いいな」って気付くんだと思います。


帰り際に所長さんがおっしゃっていました。

「児童養護施設では、つましく暮らさなければならないと思っていたけれど、

意味が違いますね。自立した社会人になって欲しいって言いながら

見たことも聞いたこともないものには なれませんよね。」

そして

「本当の意味で体験をさせないと将来を描けないということがわかりました」

と…。

人は、一度も体験した事が無い事は、イメージする事ができません。

そして、
今よりも少しだけワンランク上の体験がセルフイメージの新たなネタになります。


いまの自分の枠を広げるのに
今までと違うモノ、コトに触れること。

あなたも自分の枠を広げることに
どんどん体験することをオススメします。

それには 少し勇気がいりますけど・・・


体験して将来に夢や希望をもつこと、
これはとても大切なことだと感じています。


なぜかって

それは 夢や希望が人生を切り拓く原動力となるからだけではなく、
どのような夢や希望をもつかによって
「生き方」の方向性が決まるからです。

いぶきの子供たちには、希望を持って生きて欲しいと思っています。


あなたはどのような
セルフイメージを描いていますか?